夜毎神話が辿り着くところ
by 芋餡子
風呂にて。
息子「何を作ってほしいですかー?」
母「じゃあスパゲティをお願いします」
息子「(バケツに湯を掬い眼の前に置いて)じゃあまぜまぜして下さい」
母「(スコップ持たされる)え、じゃあ、ぐるぐるー」
息子「そして、半分捨てます!(じゃばー!)」
母「(何を作ってるつもりんだろう)」
息子「砂糖とくわえます(☆型のオモチャ取り出して)」
母「(それを渡されたので湯を汲んでバケツに入れる)はい。じゃー」
息子「次はーコショウ!はい。ガリガリガリガリ…」
母「(まぁ妥当か)」
息子「またまぜまぜします!」
母「はい。まぜまぜー」
息子「もっと早く!」
母「はい!まぜまぜっ!(バチャバチャと湯が飛び散る)」
息子「次はこれ!なんでしょーか?!(貝の形のオモチャを取り出して)」
母「なんだろう?」
息子「これは○君の好きな、ホットケーキのタネです。はい。ママも入れて」
母「はい。ちゃぱー」
息子「そこで水を入れます(ぞうさんのジョウロで水を入れる)。はい、いち、に…」
母「(なんで数えるんだろう)」
息子「さあ、まぜて」
母「はい。まぜまぜまぜ」
息子「いっぱい混ぜると、いっぱいケーキができます!」
母「え?ケーキ?」
息子「そうだよ。はい。次はチーズ!(子供用スポンジ登場)」
母「(ケーキで終わらんのかい)」
息子「アヒルさん(オモチャ)ではさみます。ぎゅー。そしてチーズどーん!!!」
母「うわ、ちょっと水しぶきくるよ!」
息子「これ辛くなるんだよー(アヒルのオモチャに水を入れながら)」
母「(チーズというかスポンジどこいった…)」
息子「はい、ママ。辛いの入れて」
母「はい。入れまーす」
息子「チーズどーーーん!!!(またスポンジを渾身の力でバケツに叩きつける)」
母「(水しぶきを顔面に受けながら)…何ができたんですか?」
息子「これは、チーズおにぎりのコロッケです」
母「…(また複雑なもんができたな)いただきまーす」
これでもだいぶはしょった。
毎晩繰り返されます。
軍隊バージョンとお料理バージョンがあります。お料理バージョンはだいたいこんな感じで、軍隊バージョンはFPSが元になってます。
息子「何を作ってほしいですかー?」
母「じゃあスパゲティをお願いします」
息子「(バケツに湯を掬い眼の前に置いて)じゃあまぜまぜして下さい」
母「(スコップ持たされる)え、じゃあ、ぐるぐるー」
息子「そして、半分捨てます!(じゃばー!)」
母「(何を作ってるつもりんだろう)」
息子「砂糖とくわえます(☆型のオモチャ取り出して)」
母「(それを渡されたので湯を汲んでバケツに入れる)はい。じゃー」
息子「次はーコショウ!はい。ガリガリガリガリ…」
母「(まぁ妥当か)」
息子「またまぜまぜします!」
母「はい。まぜまぜー」
息子「もっと早く!」
母「はい!まぜまぜっ!(バチャバチャと湯が飛び散る)」
息子「次はこれ!なんでしょーか?!(貝の形のオモチャを取り出して)」
母「なんだろう?」
息子「これは○君の好きな、ホットケーキのタネです。はい。ママも入れて」
母「はい。ちゃぱー」
息子「そこで水を入れます(ぞうさんのジョウロで水を入れる)。はい、いち、に…」
母「(なんで数えるんだろう)」
息子「さあ、まぜて」
母「はい。まぜまぜまぜ」
息子「いっぱい混ぜると、いっぱいケーキができます!」
母「え?ケーキ?」
息子「そうだよ。はい。次はチーズ!(子供用スポンジ登場)」
母「(ケーキで終わらんのかい)」
息子「アヒルさん(オモチャ)ではさみます。ぎゅー。そしてチーズどーん!!!」
母「うわ、ちょっと水しぶきくるよ!」
息子「これ辛くなるんだよー(アヒルのオモチャに水を入れながら)」
母「(チーズというかスポンジどこいった…)」
息子「はい、ママ。辛いの入れて」
母「はい。入れまーす」
息子「チーズどーーーん!!!(またスポンジを渾身の力でバケツに叩きつける)」
母「(水しぶきを顔面に受けながら)…何ができたんですか?」
息子「これは、チーズおにぎりのコロッケです」
母「…(また複雑なもんができたな)いただきまーす」
これでもだいぶはしょった。
毎晩繰り返されます。
軍隊バージョンとお料理バージョンがあります。お料理バージョンはだいたいこんな感じで、軍隊バージョンはFPSが元になってます。