ゲド戦記感想

微妙すぎた…。

ペルーがなんで突然ドラゴンになったりしたのか、初見で判った人いるんだろうか。(私は未だにわかりませんが)
「真の名」という言葉が映画後半に出てきて物語全体を支配してしまい、芋猫夫婦ついていけずキョトン。
主役と思われるアレンは意志薄弱で、何考えてるのか全然わからず感情移入できない。
父殺しにしろ、アレンの二面性にしろ、薄っぺらにも程がある。
そしてアレンの物語だと思われるのに、タイトルは「ゲド戦記」(戦記という内容でもないと思うが)。

Wiki見てみたら、父殺しもアレンの二面性も映画独自の味付けの様子。
わざわざ原作から改変を行うならそれだけの理由がいると思うのだけど、特に意味が感じられない。父殺しをしてしまったから城を飛び出すんじゃなく、不安にかられて城を飛び出してもいいし、元々の「王に命じられて旅に出た」でもいい。わざわざエディプスコンプレックスを扱うなら、それなりに準備をしてほしかった。そうでなくとも「人を殺す」事をちょっと軽視しすぎではないか。

他色々、「まとまってないなー」と思われる部分が随所にありすぎて、ちょっと面白いとは言い難いデキだと思いました。うーん。厳しい意見かもしれませんが。

2 comment:

    On 2008年7月13日 22:12 猫ジャンキ さんのコメント...

    お父さんの偉大さを感じる作品でしたね。(ブスッ

     
    On 2008年7月13日 22:34 芋餡子 さんのコメント...

    まったくだ。

     

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